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誰かの分

 今まで人より多くはありませんがいろんな話を聞きました。生きる時間が長ければそれも増えていき大きな楽しみになるだろうと思うのです。話には、悲しい・つらい・怨み・怒り・失敗・成功・自慢・聞いてほしいだけ・理解してほしい・言葉をこえて伝えたい空気・見解の相違を楽しむ・感情をぶつける・試す(度量をはかる)・さとり・・・あげればもっと続いていくのでしょう。負の思いや体験話は誰にでもあると思います。人が「あ...

どうぞどうぞ

 他所様に御呼ばれして、座席に案内され、目前に御馳走が並んでいたとしても、なかなか手はつけられない。「どうぞ どうぞ」そう言われようやくいただける。何も言われなければ目で楽しもう。お腹が空いていても見て満足すればいい。「それはないでしょう」なんて声を聞いたことがある。「いやそれはまだましですよ」そう答える。「何がまだましなの」「何でもいいから好きなの食べてよ」そう言われました。見ればごはんも無くお...

悲しみの質

 赤ちゃんをみればよく泣きよく笑う。3歳頃であれば泣くことは減っていく、やはりよく笑う。保育園・幼稚園・小学校少しずつ泣くことも減っていく。知能と身体能力と心の発達によって少々の困難では涙を流さなくなっている。だんだんと大きくなるにつれ涙を流さなくなる。先日長男坊が兄弟げんかで泣いていた。特に弟に叩かれたわけでもない。「どうしたのか」とたずねればわかっていないことが多いのに偉そうなことばかりいって...

 今月下旬には確か13回目の記念日がやってきます。薔薇の木に 薔薇の花咲く 南無不可思議世界ひろさちや飾られている色紙に書かれてあった言葉です。最近はその言葉が好きで(小さい)声にだしても心のなかでもよくつぶやくことがあります。あの人に淡いピンクのバラを少しですが手渡すのです。花を買うことも渡すこともまだ慣れず気恥ずかしいもの、動揺しているそぶりをみせず購入し、素振りを見せず手渡す。面倒くさい私です...

平等

第22番札所 白水山 医王院 平等寺(はくすいざん いおういん びょうどうじ)遍路の続きです。 慌てながら写真を撮り、本堂でお勤めをするのです。急げば何か大切なことを見失いがちな私です。四国霊場会公式HPに平等寺のみどころとして、3台の奉納された車と天井絵としるされています。帰ってここを書きながら愚かな私は思い出しました。奉納された足の悪い方がのる3台の車、それを随分と前に必ず見ようと思っていたのに忘れていた...

太龍にのぼる

 次は弘法大師が書かれた現在も残っている書物、三教指帰の中に「阿国大滝獄に躋り攀ぢ、土州室戸崎に勤念す。谷響を惜しまず、明星来影す」とある場所の一つ、大師が若き頃山岳修行をされた場所を見てみたいと思っていた場所です。第21番札所 舎心山 常住院 太龍寺(しゃしんざん じょうしゅういん たいりゅうじ)家内はよく懸賞などに応募しています。何度も賞品を当ててささやかに喜んでいました。ここ太龍寺は四国遍路の中でも...

鶴林

 前回からしばらく時が過ぎました。忘れてはいなかったのです。ただ土日祝日は仕事の私と子供達と私の仕事の休みがなかなか合わないので、また無理を言って休みを一日いただきました。阿波(徳島県)の遍路の続き、前回は四国十九番札所 橋池山 摩尼院 立江寺(きょうちざん まにいん たつえじ)まで打ち終えていましたので、今回は四国二十番札所 霊鷲山 宝珠院 鶴林寺(りゅうじゅざん ほうじゅいん かくりんじ)からです。...

そこ

 十一月中はおまつりが行われていたり、神社やお寺で着物をきた幼い子を見かけます。私もまた幼いころ母と手をつないでお参りに行った思い出があります。「かあさん、今日は何」「七五三のお参りよ」お参りして、千歳あめをもらい、大きな飴をもらって嬉しかったことが忘れられないです。兄弟三人でしたから七五三に自分が当たっていないときは千歳飴がもらえず兄の千歳飴が欲しくて欲しくてたまらなかったこともおぼえています、...

変わらず

 ここのところ家にこもる(内にこもる)ような文章ばかりでした。周りを見渡せば明るく楽しいこともあふれています。今日の空も一際明るく、素晴らしい青空です。相変わらず、家内を見れば私はよく抱きつきにいくのです。家内は私の思いとは裏腹につれない態度をします。「(愛があるから)問題ないじゃない」そう言います。ただ機嫌がいいとき以外は、目と手で私に訴えます。あえて言葉にすれば「四角い長方形のちょうどお札位を...

しがち

 「知らずに入ったところで、根性が悪い人と時を長く過ごさなければいけないことになった。」結婚・仕事など誰かは簡単に自由にやめることができても誰かは簡単にやめることができないことなんて山ほどあるのではないかということもある。「知らずに入ったところが、自分自身に厳格に戒律があり、常に学び強靭な実践力を伴う方と時を長くすることに」覚悟がない私はその束縛から逃れようとする。ある人には問題もなく、ただ目前の...

おいつかない

 10代か20代前半の頃に道を見失っていました。自分が何をしていいのか、何をしているのか、どこへ向かっているのか、ただ今思えば何もせず自らの行いによって腐っていたという表現が適切です。あの頃誰も私をしる人のいない大都会(東京)へ逃げ出し、失踪しようかと大阪(難波あたり)まででて一晩ふらつき、結局もとの所へ戻っていた自分がありました。どこへも逃げることができなかった自分をはっきり覚えています。思い返せ...

日頃していること

 何かにとらわれすぎればあってもみえず聞いても聞こえずわかってわからず、なんてことが多い。努力することが努力することをもってあたりまえとなる自分を見たいと願う。 他人のことや周囲のことを優先するのでなく、ただ自分の抱えなければいけない荷物だけを時間内に優先しようとする人もいる。それでないと進めないのだろう。それはそれでいい。ただ皆がそうであれば皆は自分だけの解決しか優先しない人の集まりとなり、それ...

いつも

 何かを行うにあたり、その人なりの行い方があることがしばらくみていれば少しずつわかる。何も考えていない時は、なるようになるかなんてことも考えず、どうするかなんてことも考えず、とりあえず目前のことを進めていることもある。どうだろうか仕事や大事なことは、仕上がりをよくしたいと(私は)思う。まだ出来ていない仕上がりを見る。それにあたってどうすればいいかを見る。私が行えばそれがどこまでの仕上がりなのかを見...

 子供のころ、アニメの一休さんは有名でした。私の子供達は小学生ですが偉人伝などで一休さんを読んで知っている長男、本をあまりまだ読んでいないから知らない次男、4歳で幼いために出会っていない三男とTVなどで放送するという影響力は大きいものだと感じます。「このはしわたるべからず」減らず口の多い私は、よくこれを多用して真ん中を通るのです。「虎退治」屏風の中に描かれた虎を捕まえる。有名な話です。(どうせ仏教の...

カメ

 最近はあきらめたのか、長男は私に釣りに行きたいと言わなくなりました。ちっとも連れていかないからやっぱりあきらめたのでしょう。地元(長崎)なら池や川と海によく兄と二人で釣りに行っていました。時代の流れか小学生だけで川とか海の近くで遊ばないようにと看板がたてられたりしています。その上学校でも注意があるようです。小学生の頃そんなことを言われた思い出はありません。事実は言われていたことを聞いていないで川...

波の続き

 人目に付く場所に出たがる人がいます。そのことを本人にそれとなくたずねても(大体)出たがる人は否定します。そこを「出るのが好きなのよ」と言ってくれれば(私は)安心するのに。逆のこと「出るのは嫌い(でも気がつけば笑顔で嬉しがって前に出る)だから」と返ってくるので安心の反対へ周囲は向かうことが多く、その原理は(おそらく)次のようなこと(もそう)ではないかと考える。波はもともと水であるたとえばおなじく神...

不携帯

 最近の日本人はおかしいです(何って、特にわたしがなのだけど、ツッコミは後でお願いします)。「けいたい」と言えば、携帯食料とか思う人の割合は少ないです。大抵の人は携帯電話のことを思い浮かべ、安易に「ケータイ」と呼んでいます(無論私もです)。私は現在の日本では少ない携帯電話を持っていない、つまりは「ケータイ」を非携帯どころか、非所持という形態の人種です。私が80くらいの老人ならそれもあるだろうなんて思...

後文

 広い世の中、うれしいこと悲しいことは望んでも望んでいなくても、私の門の扉をノックするだけでなく、門を固く閉ざしていたとしても隣へ来ていることがあります。誰だって嬉しいことが気づけば前や横または内に来ているのであれば言葉どおり「うれしい」のだから、何回来ても苦になることがないだろうし、どうも「うれしい」をカウントしている人は少なく、反対に「悲しい」「苦しい」「つらい」「怨み」「妬み」ごとなどは、少...

見る

 何気ない行動や言葉をとって、都合のいい何かを論証しようとしがちです。不合理でも論証できなくても意味がわからないなんて思われても、「本当なんだけど」なんてことはよくあります。説明できないから信じれないでもなく、悪いことをしていないから信じれるでもなく、その辺りはことばを超えています。あの人が言えば納得することばなのに、誰かが言えば全く納得がいかない。(その言葉を口にするな)これもそれの一つ、発言す...

外出

 後輩の結婚式へ参加しました。大学中と大学後の先輩方にも久しぶりに顔を合わせ、師匠とも随分と久しぶりに話をしました。色々あってかなりご無沙汰しており、何を言っても言い訳にしかなりません。ただお師匠様がお元気であったことが何よりです。ただ歳が離れている先輩方は今でもやはり怖いのです。失礼があれば当然・・・その前日、同級生にこれまた十何年かぶりにあい、何時間か話をしました。彼は前より大分真面目で、変わ...

Appendix

プロフィール

大渓水

Author:大渓水
縁あってたどり着いた方に感謝です。
無名な私が頻繁に出現し(時には周囲を強制に出現もさせ)思うがままに書きつらねる場所となります。
ただ忘れやすい日常において何かを忘れないように願い、記しています。
塵や埃(無名な私)もどこかへ飛ばされ、そこの礎のごく一部となり、または大いなるものの一部へとなるときに喜ぶことは多いです。

(何故か毎日)書き続けており、更新時間は大体20時頃だったはずなのに、持って生まれていないのに、怠け癖を抱えてしまったことにより、遅い時間の更新もよくあるのが現状です。(何かを書くというよりさらに怠けて日記となっています・・・)

時折コメントをいただきます。いただいた方に心から御礼申し上げます。少なからず、いやかなり書くことへの力となっています。

個人情報保護の点から、コメントにメールアドレスは不要でお願いします。名前も匿名で大丈夫です。


性別 男性
年齢 気がつけば五十而知天命の天命が何であるのか、まだやはり気が付いていません。

音楽の趣味は声が高く綺麗、歌の上手い人が好きです。

性格
個人的な偏りが大きすぎるのが最大の特徴
言いすぎて後悔する
すぐ極端になるところがありすぎる(のが難点)
口実をみつけお酒を飲もうとするとか

大した文章ではありませんが、さも自分が書いているかの如きコピペなどの盗用は固く禁止しています。
何かあればご連絡下さい。

真摯に訂正し改めるべききところは即座に改め、反映させていきたいです。問題があるところは気づき次第ご指摘・指導の程お願い申し上げます。
何分できていないところが多いのでよろしくお願いします。

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