おやつは

 新学期が始まって次第に新しい学校生活にも下の子供たち二人慣れてきているようです。
もうすぐ初めての遠足、小学校ではおやつ300円までと決められています。懐かしい私の子供時代も300円までで普段おやつなんて買ってくれないからその日が待ち遠しくてたまらなかったことを覚えています。

おやつを一緒に買いに行こうと誘ったのですが「けいくん」はどうやら一回自転車で先に出かけて買い物したので、彼はその辺りに欲が無くて(単に家が好きで外に必要以上に出かけない性格かもしれませんが)

「おとうさん好きなのかってきといて」

任されたので家内をつれて2・3用事もありましたから、家内に選んでもらいました。他所の子供達も同じように遠足300円分を買っている子が二人いて、それもまた懐かしく、ただお菓子を見ても昔ほど買いたいという欲求もなく、いろいろな意味で私が大人になってしまったことを少し寂しく感じました。ただ子供達をみると楽しそうで無邪気で可愛らしいから大人も悪くないです。

小さい子は私が分け隔てるようなところなどなく、見知らぬ私へ笑顔や挨拶、その純粋さに驚かされます。小さい子が神仏と同じように思われるところはその点にあると感じさせられます。

私の卑近な例でいうと、若くて美しくスタイルの良い方に私は必要以上に見ただけでやられてしまうけれど、ご年配のご婦人にはあまりやられません。小さい子たちは私のような区別がない言葉や態度で笑っているのをみると随分不出来で愚かな私を教えてくれています。

いずれ成長すれば私のように近くなることも増えてきます。幼子の特徴が失われていく。随分前に確か大学の頃、冬の地面から出る噴水を濡れることを厭わず、楽しそうによけたりくぐったり、そんなことをする子供達をみて涙を流していたことを思い出します。
「私は何故あのように真冬の噴水の水を楽しく笑って濡れることを一つも考えず遊ぶことを忘れてしまったのか」
しばらくあの子供達に釘付けになり、やはり噴水で遊ぶことなくそこから帰りました。

ただ私の子供達はまだ楽しさや純粋さを忘れていないことが多いです。子供達と過ごす楽しみの一つに過去の私をみれること、そんなことがどなたにもあるのだと考えます。

忘れているか、性別が違うからか、個性だからか、時代が変わっているからか、ただ変わらぬ大切なものをそこにみているのでしょう。

一杯やって明日に備えるとします。
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コメント

No title

もう遠足の時期なのですね♪

そうそう、300円分のおやつなんて滅多にない贅沢で、何を買うか迷ったのを思い出します(笑)
バナナはおやつにふくまれるの?‥何てね^^

小さな子供を一個人の人間として対等に向き合うと、色んな事を学ばせてもらえますよね。
私も最近、子供と触れ合う事が多く、純粋な魂に癒されています*^^*

Re: No title

こんばんは
えぞ紫様

今回の記事のきっとおやつ300円とバナナをあえて書かずにいたところがピピピと来たのでしょう(笑)
生まれたばかりでも100を超えられた方でもどの年齢の方でも一人の人間として敬意と感謝をもって接することができる方にいつも私は頭が下がります。
逆説的で私はうっかりしなくても目前の方を軽んじるところがあって、それは全て私に倍以上になり返ってくるもので私は遅れて人より痛い思いをしてばかりです。
相変わらずの愚か者っぷりを人に見せつけて笑うしかないです。

いつもありがとうございます。

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